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2013.10.25

教えて!薬剤師さ~ん

FBCラジオ 教えて!薬剤師さ~ん H25.10.17放送
エンゼル調剤薬局本店 原諒子先生
「薬局で相談しよう!」

薬剤師:薬局で相談したことはありますか?

アナウンサー(以下AN):処方せんを持って行きお薬を頂く事はありますが、相談した事はありませんね。色々と説明をして頂けるので、聞いている事がほとんどです。

薬剤師:アナウンサーさんのように薬局は薬をもらう場所で、相談なんてと思っている人が多いと思います。
そこで今回、薬剤師の仕事を理解してもらい、ぜひ相談の機会を増やしてもらいたいと思っております。

AN:まずは薬剤師さんが、処方せんを持って行った時にどんな事をされているのか教えて下さい。

薬剤師:はい。
まず相互作用といって、薬の飲み合わせを確認する事が薬剤師の大切な仕事に一つです。
以前、血液が固まり過ぎるのを防ぐワーファリンを飲んでいる人は納豆を食べてはいけないというCMがあったのを覚えていらっしゃいませんか?

AN:なんとなく覚えています・・・

薬剤師:他にも一部の血圧の薬やコレステロールの薬を飲んでいる人はグレープフルーツジュースを飲んではいけない場合があります。

AN:そうなんですね。

薬剤師:薬同士の飲み合わせで薬が効きすぎてしまう、逆に効かなくなってしまう事もあるので、その確認も行っています。

AN:効きすぎたら怖いですし、治らなかったりしたら嫌ですね。

薬剤師:その通りですね。
ラジオを聞かれている方の中には、複数の医療機関にかかっている方もいらっしゃると思います。
「私は決まったとこにしか行かないよ。」といわれる人もいるかと思いますが、歯が痛くなって歯医者さんに行ったりしませんか!?

AN:確かに内科や整形外科に通ってる人でも、歯が痛くなったら歯医者さんに行きますもんね。

薬剤師:はい。
そんなとき、同じ薬や飲み合わせの悪い薬が出ていることもあります。
薬局で処方せんに書いてある薬を渡すだけでは、飲み合わせの確認ができません。
そこで、患者さんから、「こういう薬を飲んでいるけど一緒に飲んでも大丈夫?」と一声かけてもらえるだけで悪い飲み合わせを防ぐきっかけになります。

AN:はい。でも、薬の名前までなかなか覚えられませんが、何かいいアイデアはありますか。

薬剤師:確かにカタカナで長い名前の薬も多いので、名前を覚えられない人もいらっしゃいますね。
以前、他の薬剤師からも話があったと思いますが、そこで活躍するのが「お薬手帳」です。

AN:確かにお話を聞いた事があります。
飲んでいるお薬の情報が書いてある手帳ですね。

薬剤師:その通りです。
お薬手帳は薬の情報を冊子にまとめたもので、主に薬の名前や飲み方、注意事項について書いてあります。
この手帳を薬局で提出してもらえるだけで薬剤師が飲み合わせや同じ薬が出てないか確認ができます。
ここで、よりお薬手帳をうまく活用してもらえるように「5つのいい事」を紹介させていただきます。

1つ目のい:医療機関にかかる時は必ずもっていきましょう。
体調に合わせて薬が変わると、飲み合わせも変わってくるので必ず伝えましょう。
2つ目のい:言いたい事、伝えたい事を書きましょう。
お薬手帳は薬の情報だけ書き込まなければいけないものではありません。
薬を飲んで気になったこと書き込んで頂けると、副作用かもしれないと疑うことができます。
飲みにくかった薬は、次回違う薬に変えて少しでも薬の抵抗感をなくすことができます。
妊娠中と書いてもらえるだけで妊婦でも安全な薬か確認できます。
3つ目のい:一般用医薬品、健康食品も書きましょう。
ドラッグストアで売っている薬にも注意が必要です。
例えばグルコサミンは血糖値を上げるため、糖尿病の人は避ける必要があります。
4つ目のい:一冊にまとめましょう。
病院ごとに分ける人がいるが、飲み合わせを確認するには一つにまとめることが大切です。
5つ目のい:いつも持ち歩いて、同じ場所に保管しましょう。

AN:「5つのいい事」
名前の通り、私たちに大切な「いい事」ですね。
最後にお伝えする事はありますか?

薬剤師:はい。
東日本大震災でお薬手帳が非常に役に立ったと報じられています。
電子媒体でなく、アナログな手帳であったので停電時でも影響受けることなく、確実な情報を伝える事が出来たそうです。
また、お薬手帳を持っていた人はすぐに薬が支給された事で、お薬手帳の意味を見直すきっかけになりました。
口頭だけでなく、お薬手帳を通じた相談を薬剤師にして頂き、より健康への意識を高めて頂ければ幸いです。


Posted by 篠田専務

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