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2010.10.25

「季節性うつ病」

「季節性うつ病」または「季節性情動障害(きせつせいじょうどうしょうがい)」、聞きなれない病名ですが、わたしたちの身近にある病気です。秋から冬にかけて、どうも憂鬱になる、心配ごとが増えるという方はこの可能性があります。


◎季節性うつ病とは?
一般に秋から冬にかけて発病し、春になると自然に解消してくれます。倦怠感、気力の低下、過眠、過食(体重増加、炭水化物や甘い物を欲する傾向が強まる)などの症状が見られるのが特徴です。季節性うつ病は正式な病名ではありませんが、うつ病の一種として臨床の現場ではよく知られています。
特長としては、北海道など緯度の高い地域で多く発病します。これは考えてみれば当たり前のことです。一日の日照時間が秋に短くなるのが原因ですから、夏と冬の日照時間の格差が大きい高緯度地域に発症しやすいというわけです。

◎ 季節性うつ病の原因
体内時計をつかさどるメラトニンが、日照時間が短くなることで分泌のタイミングが遅れや、分泌過剰により体内時計が狂ってしまう。また、光の刺激が減ることで神経伝達物質の セロトニンが減り、脳の活動が低下してしまう事が原因と考えられています。
「芸術の秋」といいますが、秋になると切ない音楽が心に染みるのも、こうした精神と身体のギャップが関係しています。

◎季節性うつ病の治療法
日照時間の減少によってもたらされるので、治療法としては高照度光治療が有効です。要は、外に出て光をたくさん浴びればいいのです。真冬でなければ、早朝の散歩をおすすめします。
季節の変化が原因と考えられていますが、普段の生活に支障が出る場合もありますので、放っておかずに医療機関で受診するようにしましょう。
(大学前店 水上弘樹)


Posted by 北潟店

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