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2012.09.10

教えて!薬剤師さん2

平成24年9月6日 FBCラジオ「教えて。薬剤師さ~ん」の原稿です
 防災対策強化月間 災害時でのお薬手帳の必要性について
                       
9月は防災対策強化月間だそうです。それで、今回は災害時に役に立ったエピソードがあるお薬手帳についてお話させて頂きたいと思います。
皆さんは、病院へ行ってお薬を薬局でもらう時に、「お薬手帳は持ってますか?」と
聞かれた事はありませんか?
この「お薬手帳」、薬局では「他でもらってるお薬との飲み合わせを調べるのに使えます」とか、「お薬のアレルギー・副作用を記録しておくと安心です」と説明をさせて頂いていますが、実はこの「お薬手帳」にはもう一つの重要な役割があるんです。
それは、災害時でのお薬の情報管理です。
皆様の記憶にも新しい東日本大震災、被災された方々は様々な混乱の中、たいへんな苦労をされたことと思います。
いつも行ってる病院やお薬をもらってる薬局さえも被災し、毎日飲んでいたお薬も底をついてしまったら・・・。どうしたらいいでしょう?
ボランティアで薬剤師が回ってきて「普段飲んでいる薬の名前や飲み方はわかりますか?」と聞かれても、心労も絶えない中、皆さんなら自分が服用している薬の内容がスッと出てくるでしょうか?お薬の名前って殆どがカタカナで聞き慣れないものばかりですよね。
そんな中で活躍したのがお薬手帳でした。
お医者さんは、数えきれないほど多くの種類のお薬の中から、その人に合わせてお薬や量・飲み方を決めています。お薬手帳には、そんな一人一人のお薬全ての情報が記載されています。現に、東日本大震災の折には、お薬手帳を持っていなかった人は、持っていた人に比べると、お薬をもらうまで4時間以上も差があったそうです。

また、ご年配の方や肝臓・腎臓の機能が弱くなっていらっしゃる方は、お薬の副作用が出やすい可能性もありますのでそのような情報も記入しておくといいでしょう。
血液型やアレルギーがあればその有無を、合わなかったお薬の名前も書きこんでおく、そんなお薬手帳を1冊持っていれば混乱の中でもスムーズに安全な医療を受けることが出来るのです。
このように、うまく活用いただくことで、別の場所でも安心して医療が受けられるお薬手帳を防災という観点から、いざという時に自分の身を守る為、ご自身のお薬の情報を持ち歩けるように管理してはいかがでしょうか。
お薬手帳を作るのに、特に何も必要ありません。
薬局で一声かけて頂ければ、すぐにお作り出来ますのでお気軽に仰って下さいね。

 エンゼル調剤薬局 羽場 百合香


Posted by 篠田専務

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