「病気や薬のことをもっと知ろう」シリーズ


2009.04.22

Vol.10 薬の副作用について①

今回は薬の副作用について書いてみます。
薬には有益な作用である主作用と有害な作用である副作用があります。副作用がなくて病気にのみ有効な作用を現わす薬が理想ではありますが、「副作用のない薬物はない。」というのが現在の考えになっております。 これは副作用も本来薬が持っている作用の現れであり、避けることができないからです。
そこで「薬」であるか否かの決定は、病気に対する有効性と副作用とをハカリにかけて、相対的に有効性が勝ることで判断しています。 常用量(治療量)の薬物を用いた時に発現する有害で意図しない作用をあくまで副作用といい、常用量(治療量)以上の多量の薬物投与で引き起こされた薬物毒性とは区別されています。
そこで薬物の副作用を分類しますと以下のようになります。

 ①本来の薬理作用が目的としない器官や組織に現れる場合
 ②目的とする薬理作用以外の作用を有する場合
 ③過量によるもの   ④特異体質によるもの
 ⑤薬物アレルギー  ⑥二次作用によるもの
 ⑦薬物相互作用によるもの ⑧催奇形性
 ⑨発ガン性   ⑩局所刺激性  ⑪薬物依存

以上分類されたものの個々の説明については、次回以降に行ないます。
  (大学前店  阪下春夫)


Posted by 大学前店

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