「病気や薬のことをもっと知ろう」シリーズ


2011.01.31

病気や薬のことをもっと知ろうシリーズ[17]薬物相互作用について④

今回は分布に影響を与える薬物相互作用について書いてみます。
薬物の分布については、このシリーズ[3]をもう一度確認してほしいのですが、血液中の薬物は、血漿タン白(アルブミン)と結合した《結合型》とそうでない《遊離型》に分かれて分布しており、《遊離型》が薬の効果を示していて、《遊離型》が薬効を現して使われると、《結合型》が《遊離型》に変化する形になっています。

一般に水に溶けにくい性質の薬物は、タン白結合率が高くなっており、タン白結合率が高い薬物同士を併用する場合タン白の取り合いになるため、タン白結合率の低い方の薬物は、単独で飲む時と比べると《結合型》になりきれず《遊離型》に分布され、その分 薬の作用が強くなることがあります。
この場合は分布に影響を与える薬物相互作用になります。
(北潟店 阪下春夫)


Posted by 北潟店

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