2008.04.27
Vol.1 薬はどのように体内をめぐっているか①
ヘルスケア情報について、これから定期的に投稿するために「病気や薬のことをもっと知ろう」シリーズとして書いていこうと思っています。
そこでまず第1回目は(薬はどのように体内をめぐっているか)ということについて書いてみます。
私達の身体に入った薬はどのような経路をたどって目的とする部位に届くのでしょうか。
薬が目的の場所に行き着きそして効果を現わしたりとかその後どうなるのかというのには、体内のさまざまな因子によって影響を受けます。
これらの因子は、おおむね以下の4項目に分類されます。
① 吸収
② 分布
③ 代謝
④ 排泄
① 吸収:
静脈内注射のように薬を直接血管内に投与した時は100%吸収されるわけですが、飲み薬の場合には消化管の粘膜を通過してから血液中に入らなければならないので、吸収という因子が大きな要素になってきます。
② 分布:
体内に吸収された薬は、血液によって全身に運ばれて均一に分布されます。その薬は、血漿タンパク(主にアルブミン)と結合した『結合型』と『遊離型』に分れて全身に分布され、『遊離型』の部分が薬の効果を現わすものになります。
③ 代謝:
基本的に薬も生体にとっては異物でありますので、生体に蓄積されないような働きがあります。薬を身体から排泄しやすい形に肝臓で変換させる働きを代謝といいます。
④ 排泄:
生体に薬が蓄積されないように、尿中あるいは胆汁中などに排泄する働きのことです。
まず今回は以上4つの因子の簡単な説明で終わりましたが、次回以降にそれぞれの4つの因子について、もう少し詳しい内容で書いていきますので、また見てください。
(大学前店 阪下春夫)






