ヘルスケア情報

2010.03.13

病気や薬のことをもっと知ろうシリーズ[15]薬物相互作用について②

今回は薬物相互作用のうち、薬物動態学的相互作用について説明します。
このシリーズの[1]~[5](薬はどのように体内をめぐっているのか)を参照していただきたいのですが、薬は体内のさまざまな因子(吸収・分布・代謝・排泄)により、体内をめぐって薬の効果を発現しています。
この4つの因子のどこかで薬物同士が影響しあうと、その及ぼす影響によって薬物血中濃度が変化し、薬の治療効果の増減や有害作用の発現につながっていきます。
このようなしくみで起こる相互作用を、薬物動態学的相互作用といいます。
まず吸収に影響を与える薬物相互作用には以下のようなのがあります。

① 吸収されにくい性質に変わる
ある種の抗生物質は、鉄やアルミニウムやカルシウムを含む薬物と一緒にのむと
消化管内で吸収されにくい形状(キレート化合物)に変わってしまうことにより、
吸収されにくくなり薬の効果が減じる
② 吸着されてしまう
ある薬物は他の薬物を吸着する能力が高いため、吸収に影響を与える
たとえば、高脂血症治療剤(コレスチラミン)は吸着能力が大のため、ワルファリンなどの吸着の報告あり。

この吸収に影響を与える薬物相互作用の続きは、次回に説明します。
(大学前店 阪下春夫)


Posted by 大学前店 at 15:05 コメント(0件)

2010.02.27

喘息について

 最近やっと暖かくなってきましたね。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
今回は喘息についてお話しします♪
☆喘息とは?
気道(気管支など空気の通り道)に慢性の炎症が起きることによって、気道が敏感になる・狭くなることでおきる疾患です。『喉がゼイゼイとなる』『発作的に咳がでる』『息切れしたりする』のが主な症状です。
原因として花粉やカビなどのアレルギー物質やストレス、運動、薬などさまざまなものがあります。
☆治療には?
喘息発作時に使用する『発作治療薬』と、喘息発作を予防する『発作予防薬』の大きく2つに分けられた薬が併用されます。
・発作治療薬;短時間で気管支を拡げることのできる薬が使われています。
       できるだけ発作が軽いうちに使用するのが効果的です。
       ただし、喘息の原因となる炎症そのものを抑える薬ではないので発作予防薬を使用せずこればかり使用していると喘息が悪化してしまう可能性があり注意が必要です。
       代表的なものとして、『メプチンエアー(吸入薬)』や『ベロテックエロゾル(吸入薬)』などがあります。
・発作予防薬;喘息発作の原因となる炎症を抑える薬や長時間気管支を拡げることのできる薬、アレルギーを抑える薬などが使われています。
       こちらは効果が現れるまでに時間がかかるため、発作が起きてしまってから使用しても効果がありません。予防目的で使用される薬であり、毎日規則正しく使用することが大切です。
       内服薬や貼付剤、吸入薬など様々なものがありますが、代表的なものとして『テオドール(内服薬)』や『ホクナリンテープ(貼付剤)』『セレベント(吸入薬)』などがあります。
★ステロイドについて
ステロイドは気道の炎症をおさえる効果が大きく、喘息を治療する上で中心となる薬剤です。
『ステロイドというと怖いイメージしかない』とおっしゃる患者さまもいますが、
吸入薬(アドエア・フルタイド等)にはごく微量しかステロイドが入っていないことや、吸収されたステロイドはほぼ肝臓で分解されてしまうため、通常の使用量ではほとんど副作用がない安全な薬です。
ただし、喉や口の中に薬が付着したままだと喉の違和感や痛み・声のかすれ・カビが生えやすい状態になるなどの原因となるため、吸入後はうがいをして防止することが大切です。
それから、喘息が重症な状態の時期にステロイドの薬を大量に短期間飲む場合がありますが、この場合には医師の指示を守って服用すれば特に問題ありません。

以上で終了させていただきたいと思います。
少しは喘息について知っていただけたでしょうか?
また、なんでも疑問に思うことや分からないことがあればエンゼル調剤薬局で聞いていただけたら嬉しいなと思っています。
お待ちしています!
  (本店 東田陽)


Posted by 大学前店 at 10:07 コメント(0件)

2010.02.03

病気や薬のことをもっと知ろうシリーズ[14]薬物相互作用について①

薬物治療では複数の薬を同時に服用することが多い。その主な理由は以下のようにまとめられます。
① 薬効を増強するために、作用機序(薬の効果を示すしくみ)の異なる薬物を併用する
② 主薬による副作用の発現を抑えるために併用する
③ 対症療法で複数の症状の緩和をはかるために併用する

このように複数の薬物が併用されると、使用される薬物間で互いの薬理作用への影響が出る場合があります。
この影響が出ることを薬物相互作用といいます。
薬物相互作用の結果として、薬の作用の増強あるいは減弱が起こり、または有害作用の増強も考えられます。
薬物相互作用は大きく分けて、①薬物動態学的相互作用 ②薬力学的相互作用に分けることができます。
このことについては次回詳しく説明します。
(大学前店 阪下春夫)


Posted by 大学前店 at 18:08 コメント(0件)

2009.11.02

色のパワー


 そろそろ、秋も深まり紅葉が見ごろになってきましたね。
毎年、紅葉を見るとホッとするのは私だけでしょうか?
ちなみに私のおすすめは白山スーパー林道です。
そこで、今回は普段の生活の中で必ず目にしている色についてお話をしたいと思います。色にはそれぞれ固有な心に与える影響があります。たとえば赤やピンク色のセーターを着ると気分が明るくなったり、ブルーのトーンで統一された部屋にいるとなんとなく落ち着いたりと、“色”は、日頃から私たちの心理にさまざまな影響を与えています。それぞれの色によって、活気づいたりクールダウンしたり、また変化を求める気分になったりと、気持ちの持ち方が違ってくるのです。各色の個性を知って、さまざまな場面で活用してみませんか?いくつかの色の個性をご紹介しておきましょう。

赤……パワーが目覚める“やる気カラー”


赤は、人間の本能的なパワーを目覚めさせる色です。「やる気カラー」などとも呼ばれ、自分の気持ちを前向きに盛り上げる効果を持っています。ですから、人前で自分や商品をアピールしたり、プレゼンテーションなどのときにぴったりです。また何かを始めたり、新しい仕事にチャレンジするときにも適しています。 逆に、気分がふさぐときに赤色を見たり、身につけると、エネルギーがぐっと高まります。広島カープが、赤いヘルメット、ユニホームに一新して初優勝したという歴史が証明しています。

青……心身ともにクールダウン青


 青色は高ぶる気持ちを抑えてくれる色。血圧や体温、呼吸数などを低下させ、興奮を鎮めてくれます。「赤い部屋と青い部屋」という実験があります。これは、被験者に同じ温度・湿度の赤と青の部屋に10分間ずつ入ってもらい、体感温度を測定するという実験です。結果、青い部屋に入ったときの方が赤い部屋より体感温度が2~3度下がりました。こんな青色は不眠解消にうってつけ。パジャマや枕カバー、シーツなどに青色を使うと、リラックス効果もあるので寝つきやすくなります。

茶色……もてなし上手のホストカラー


 すこし地味な印象のある茶色ですが、堅実で安心できる人柄やイメージを感じさせ、相手に信頼感を与えることができます。それは茶色が大地や木の色だから。人間は大自然の色に接すると心理的にも生理的にも「ホッ」とするのです。そんな茶色は取引先を招き、おもてなしする接待などの場に適しています。相手をくつろがせ、もてなす気持ちを表わすには絶好の“ホストカラー”なのです。茶色の中でもオレンジが入った少し明るめの茶色は、親近感もプラスされます。接待の日のスーツやセーターなどに取り入れてみましょう。ところで、接待の最もタブーカラーは赤色。赤は緊張を高めて、失敗や粗相の原因になりかねないので、避けた方が賢明です。

紫……アイデア出しにぴったり。発想を刺激する色


 高貴で神秘的なイメージのある紫は、「積極性の赤」と「鎮静の青」という2つの色の力を併せ持っています。高い精神性を表し、感受性と直観力を高め、個性や独創性を発揮させてくれます。ですから、斬新なアイデアが求められる企画会議などのときにぴったり。新規事業を提案したり、商品を企画するときなどは、ファイルやノートなど、紫色のオフィス小物や文房具を使ってみるといいでしょう。「アイデア出し」のとき、一時的にテーブルクロスを紫色に変えてみるのもいいですね。ただし、この色は使いすぎると自分の価値観に固執して、協調性を損なうことも。長期的な使用は避けた方がいいでしょう

……目標達成 をめざす補色


 たとえばお店の内装でも、カラーを変えると売上げ、集客が違ってくることがあります。目に見える色のインパクトはそれほど人の気持ちを左右するのです。このような効果を期待できる最も有効な組み合わせが、赤&緑の補色コンビ。この組み合わせは「強い願望・欲求・達成感」を意味します。この特性をいかして、会社での売上げ目標、達成目標のポスターを書くときも、意識して赤と緑の組み合わせを使ってみましょう。また、歯ブラシや文房具などの身の回りの小物に使ってみるのもいいですね。
(北潟店 水上 弘樹)


Posted by 篠田専務 at 13:24 コメント(0件)

2009.10.06

健康とスポーツ

欲の秋ですね。
しかし食欲の秋を堪能していると…。
肥満やメタボリックという言葉に耳が痛くなってしまうことに。
自分の健康は自分で守ることが基本です。
まずは現在の自分の健康度を客観的に知り目標をもって有酸素運動や筋肉トレーニングなどをするのがいいですね。
≪自分のBMIを知ろう≫
健康診断の一つとしてBMIが肥満の検査としてよく使われます。
BMI=体重(Kg)/身長(m)の二乗で計算できます。
ぜひご自身のBMIを調べてみてください。
BMI=22が標準値で統計上最も病気にかかりにくい状態と言われています。
BMI25以上は肥満、18.5以下は低体重と判断されます。

健康診断でメタボリックシンドロームと診断された方、要注意の方もそうでない方も、老若男女を問わず筋肉トレーニングによって体質改善ができます。
≪筋肉トレーニング≫
日常の運動として簡単でバランスのよい3つのトレーニングをお勧めします。
1.腕立て伏せ:膝を床に着き、手を肩幅より少し広めについて行なう。
2.腹筋:仰向けで膝を立てて、おへそを覗き込む程度に頭を上げる。
3.スクワット:しゃがんだ時に膝頭がつま先より前に出ないようにする。
それぞれ10~15回/セットを週3回程度すると良いと言われています。

また健康を維持するためには持久力を高める有酸素運動が良いとされています。
≪消費カロリーの目安(30分継続)≫ 
ウォーキング:150kcal
水  泳  :200kcal
サイクリング:120kcal
ジョギング :200kcal
エアロビクス:250kcal

スポーツを始めようと決心した時は、まずメディカルチェックを受けることが重要です。
普段使っていない筋肉を動かすと筋肉痛が起こります。筋肉痛が発生しないように、またケガをしないよう、運動を始める前にはストレッチを含むウォーミングアップ体操、終わった後にはクールダウン体操を少なくとも5分間は行ってください。

無理をせず、ゆったりと健康維持・増進を目的にスポーツの秋を楽しんで運動の習慣をつけるとよいですね。
 (加賀店 小川美佐)


Posted by 篠田専務 at 13:50 コメント(0件)

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