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エンゼル便り

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読書感想文


正月休みを利用して、ベストセラー村上春樹著『1Q84』を読みました
ブームが一段落した時期でしたが、ちょうど続編の情報も出て(<a href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100101-00000022-maiall-soci">こちら</a>)います

発売前は、内容を明かさないセールス方法で、感想を書きにくかったのですが、今ならネット上であらすじが読めるのでタブーではなさそうですね

というわけで、1984年が舞台設定になっています
当時をリアルに体験している世代としては、『携帯がない』『ネットがない』ことや登場人物が身につけているブランド品にニヤリ <FONT SIZE="2" COLOR="#FF0000">(・∀・)ニヤニヤ</FONT>
電話を3回鳴らして一度切る!とか盗聴されている!とかイイネエ <FONT SIZE="2" COLOR="#FF0000">(・∀・)イイネ!!</FONT>
メールで連絡とか、パソコンで消息を探るとか、出来ないんだよね
出てくるカルト教団を『オウム』と比較する人も多いようですが、私は別のコミューンを思い出しました。

青豆と天吾の2つのストーリーを交互に書く手法になっています
パラレルワールドのようまSFっぽい部分と不思議の国のアリスのようなファンタジーとも読めるところが村上ワールドなのかな

天吾が書いた小説の月が2つの世界に青豆が迷い込んだのかなと考えながら読みました
銃を手に入れるくだりで、『物語に銃が出てくると・・』というタマルのセリフも気になりましたし・・
何はともあれ、3巻、4巻が楽しみです

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